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主成分は酸化カルシウム(CaO)で白色の塊状または紛状です。山から採 掘した石灰石を水洗・篩い分けした後、焼成炉の中で900℃〜1000℃の高 温で焼いて作られます。
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生石灰の主な性質
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主成分 |
酸化カルシウム |
化学式 |
CaO |
式量 |
56.1 |
色 |
高純度のものは白色
純度の低いものは少し灰色、帯黄色
(不純物により着色する) |
結晶構造 |
立方晶系 |
比重 |
真比重 3.34
見掛比重 1.6〜2.8 |
融点
沸点 |
CaO 2,572℃
2,850℃ |
水和熱 |
水と反応すると高熱を発生する |
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電子顕微鏡写真
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焼成炉
石灰を作るために最も重要な装置です。大まかに分けて立型炉と横型炉(ロータリーキルン)とがあります。
近代化されるまでは土の中に穴を掘って炉として用いられた土中炉というものが多く見られました。
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CaCO3
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→
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CaO
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+
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CO2
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↑
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石灰石
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生石灰
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炭酸ガス
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(炭酸カルシウム)
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(酸化カルシウム)
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(二酸化炭素)
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